iDeCoのうまみは節税にあり!

iDeCoのメリット

結論から先に言うと,みんな言っていると思いますが,iDeCoはやったほうがいいです。iDeCoというのは,会社で働いている人が毎月決まった金額が自動的に引き落されます。設定した投資信託に積み立てられて,資産が増えていくことを目指します。ただ,60歳にならないと引き出せません。それまで,違う投資信託に変える(スイッチング)ことはできます。

毎月積立て

そんな風にして,例えば毎月1万円ずつ積み立てたとしても,1年で12万,10年で120万,20年で240万が投資されます。単純に積み立てられた貯金が増えるだけではありません。選んだ投資信託が上がっていけば,積み立て金はかなりの割合で増えていきます。

複利効果のすごさ

例えば毎年12万積立てたとして20%増える投資信託があるとします。1年だと1.2倍に増えるだけです。しかし,2年だと1年分が1.2倍増えたものがさらに1.2倍に増えます。さらに,1年積み立てた12万が1.2倍になります。イメージとしては,増えたものがさらに同じ割合で増えていくと,元の額が大きくなるので,増える金額が大きくなっていきます。これを複利効果といいます。

税額控除

iDeCoは積み立ててお金が増えるチャンスがあるだけなく,積み立てているだけで一定の税額控除を受けられます。要するに税金が安くなるということです。それだけで得をします。これは国が,iDeCoを使って老後に備えるのはいいことだから推奨しています。それで,ご褒美に税金を減らしてあげますよといっているのです。

メリットの方が多い

だからiDeCoはいいことずくめです。リスクがあるとしたら,選んだ投資信託が値下がりすることです。値下がりすることだってあります。投資信託は株式市場と連動してます。ですから,何とかショックというような大暴落があると,大きく値下がりします。でも株価というのは10年20年の長期間であれば,一時的に暴落します。でも,必ず元の値段に戻ってさらに右肩上がりに値上がりを続けるのです。だから,長い期間積み立てていくというのは合理的な方法です。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは,長期積立てで値下がりしたときは同じ金額でたくさん買えることを意味します。つまり,値上がりすればそれだけでラッキー。値下がりしてもたくさん買える。そして,株価は長期的には右肩上がりに上がっていくことが歴史を見ると明らかな訳です。アメリカの株価指標の1つにS&P500があります。この指標の過去30年間の推移をみて下さい。3つの暴落期の後も結局は元に戻り,それ以上に上昇しているでしょう。なので,長期間積立てれば積み立てるほど,資産が増えるということなのです。ただし我慢は必要です。一時的に値下がりしても放っておくぐらいの鈍感さもです。不安のコントロールも大切。

おすすめ

そんなわけで,万が一,まだiDeCoをやってないという人は,どこかの証券会社に口座を作るか,勤務先の担当者に相談してぜひ始めて下さい。下の松井証券さんなんかは老舗でとても信用のある会社だと思います。通常の株式投資についてはこちらの記事もご覧ください。なお,最近になって制度変更されたりしてます。ただ,お得なのは同じです。こちらをチェックしておきましょう。

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