統計分析

心理の卒論の表はこうやって作れ!

表はExcelで作る

心理学の卒論で表を作る方法を書きます。本文はWordで書く人が多いでしょう。でもデータ分析した結果,表はExcelで書いて下さい。その後,Wordに貼り付けます。まずExcelで表を作るには,HADやSPSSで分析した結果が必要です。いろんな分析で作る表は違ってきます。しかし,1つ気をつけて下さい。「表は横線だけで作れ」ということです。例えば,次の因子分析の結果があるとします。

Excelで表づくり

Excelの罫線

まず,B列は項目,C列は第1因子の負荷量,D列は第2因子の負荷量。分析ソフトの結果から一部コピー&ペーストしたところです。ここで枠線を使って,セルに線を引きます。「ホーム」→「フォント」→「罫線」です。負荷量は高いところを囲むように引きます。後は,横線だけ。で,因子負荷量は1以下なので,「.999」のように1の位を除きたいです。

表に罫線を引く

数値を整える

数値の範囲を全部選びます。「ホーム」→「フォント」→「表示形式」→「ユーザー定義」までいきます。右のタブ「種類」を「.001」と打ち込んで変更します。そうすると下のようになります。

表の数値を揃える

体裁を整える

タイトルを入れてましょう。表なのでTableですね。そして,負荷量を囲んだ四角が際立つよう,上下に行を入れます(好みで)。最後に,マス目を消しましょう。「表示」→「目盛線」でチェックを外します。これで一応完成です。次は,Wordを立ち上げて新規作成して用意しておきます。Excelの表の範囲をコピーします。

表の最終調整

Wordへの貼り方

Wordで左上の「ホーム」→「貼り付け」→「形式を選択して貼り付け」→「Microsoft Excelワークシートオブジェクト」を選びます。そうすると,下のように貼り付けられます。後は,右クリックして「図」からレイアウトを変更してみましょう。これで,本文を打ち込んでいけば,卒論の結果が書けます。因子分析のコツはこちら。

表をExcelからWordに貼る

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