株式投資で損失を出すとつらい。プロスペクト理論をもちだすまでもない。得をするより損をすることの方が強く感じるのである。
株式投資で教訓と思うことを列挙しよう。
- レバレッジはかけない。
- 予測をしない。
- 他人の真似をしない。
- 感情で行動しない。
そんな教訓を得てこそ,投資の失敗は生きてきます。
それと投資をする上では,完全主義の非合理的信念は修正すべきです。
あなたは神様ですか?
失敗しないでいられるのは神様だけです。
未来が見えるのも神様だけです。
誰にも未来は見えません。
見えるという人は嘘つきです。
そういう訳で,投資の失敗は,投資をしていたら絶対に避けられないものです。
それでも投資をするのはなぜですか?
長期的にみたら市場は上昇すると考えているからではありませんか?
今だけをみたら損失額ばかり気になります。
しかし余力に目を向けて下さい。
今はその時ではなくてもチャンスは来ます。
それまで待つことです。
クヨクヨするぐらいなら,少しでも収入を増やす努力をしましょう。
それが無理なら休みましょう。
また,全てのことを自分の力でやれるというのは過信です。
大きなものに委ねることも時には必要です。
それを何と表現すべきかは難しいですが,成り行きに任せることです。
時間を味方につけましょう。
色気を出すと時間は敵になります。
小さな欲を捨て長い時間をかけて資産を築くのです。
損失を出してつらいとき,あなたはその転機にいます。
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